リプロスキンは背中にも使える？

ニキビ跡の化粧水「リプロスキン」は背中にも使えるのでしょうか？背中ニキビの特徴とリプロスキンの成分の関係について解説します。

顔ニキビの場合、アクネ菌が関係しているのはご存知の方も多いと思いますが、背中ニキビの場合は「マラセチア菌」というカビの一種が原因の場合があります。マラセチア菌とは人の体に存在する常在菌です。皮脂をエサに増殖する性質があり、炎症を起こすと「マラセチア毛包炎」になります。

ニキビとマラセチア毛包炎の違いを見分けるポイントは、芯があるかないかです。ニキビの場合、毛穴の詰まりにより芯ができる場合が多いですが、マラセチア毛包炎は芯がないのが特徴です。ただし、化膿している場合は、中央が白く見える場合があるので注意が必要です。

マラセチア毛包炎が疑われる場合は、薬局などで買える市販薬でも治療できます。市販で効果が期待できるのは、イミダゾール系の抗真菌薬です。ただし、自己判断で行うと悪化する可能性もあるので、まずは皮膚科などクリニックを受診することを推奨します。

ホルモンバランスが原因の場合も

通常の背中ニキビは、男性ホルモンが過剰分泌されるホルモンバランスの乱れが原因の場合もあります。男性ホルモンと聞くと男の人しか関係ないと思うかもしれませんが、女性の場合でも分泌されます。

男性ホルモンには皮脂分泌を促進する作用があり、毛穴が詰まりやすくなります。毛穴が詰まると背中ニキビはもちろん、顔ニキビの増加にもつながります。

過剰に増える原因は、自律神経の乱れにあります。自律神経には交感神経と副交感神経があり、ストレスや生活習慣の悪化などにより交感神経が優位になることから起こります。

女性の場合は、生理周期によるホルモンバランスも関係してきます。排卵〜生理前に分泌が高まるプロゲステロン(黄体ホルモン)は、男性ホルモンと似たような作用があります。生理前に肌荒れになったり、イライラしてしまうのはこの影響によるものです。

対処法

背中ニキビの対処法は、まずは悪化しないように炎症を鎮めることです。ニキビ跡になってしまった場合は、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を活性化させ、肌細胞が生まれ変わりやすくするのが重要です。

リプロスキンの成分には、炎症を抑える「グリチルリチン酸2K」とターンオーバーを促進する「プラセンタエキス」が含まれています。ニキビの炎症を抑え、ニキビ跡の改善にも役立ちます。

リプロスキンは背中のニキビやニキビ跡のケアにも使うことができます。顔だけじゃなく全身に対応しているので気になる方は試してみてはいかがでしょうか。

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